前車はVWゴルフGTIでドイツ車2台目で憧れのBMWに辿り着きました。Freude am Fahren（掛けヨロ）とはこういう事かと。良くディーラー試乗、3日モニターで乗っただけの評価で出足が遅いという意見がありますが学習機能付きATの調教が足りないだけです。調教次第で軽快に加速してくれます。このATが凄く賢くて停止前にエンブレ使ってたらDレンジでも自動でエンブレを掛けてくれるようになりました。一般道、高速ではVWと大差無い感じ（超安定している）ですが峠に入ると基本弱アンダーのハンドリングが前加重をうまく乗せる事でニュートラルからオーバーまで自由自在。どれだけ前後荷重が変化してもニュートラルステアを保つVWも安心感絶大で楽しかったのですが自分次第でステア特性を変えられるFRは楽しい。その際のステアフィールも最高。ただ、こうなるともっとパワーが欲しくなるのも事実です。エンジン自体はシルキーシックスと言われるのも納得なウルトラムーズ、超低振動で音も最高なので充分満足していますが。あと細かい事ですが、サイドブレーキがクラシックな位置にある事が良い。これ結構重要。

熱に弱いエンジン（ファーン音がすごい）、電気周りのトラブル、定番の水まわり...ウィークポイントは多々ですが、それを相殺しても有り余る魅力があります。

現行E90（カタログ値＝たしか15.6Km/L）に比べ、燃費が悪い（実燃費約9Km/L）。E46では、アームレストを倒した状態だと、カップホルダーが１つしか使えない。2.2Lエンジンに18インチタイヤなので、さすがに発進加速が遅い。ふんわりアクセルだと、軽自動車に負けます（しっかり踏めば問題ないですが）。純正オーディオの音質がひどい（助手席のスピーカー、鳴ってる？的な音です。）ワイパー、ブレーキの寿命が短く、国産車に比べて維持費が少し多くかかる（その分、性能は申し分ありません）。オイル交換費用がかさむ（オイル量が6～6.5Lなので、オートバックスとかでも、１万円くらいする。ディーラーでは工賃込みで約2万円弱）。Msp標準となるシートサイドのアルカンターラが乗り降りの繰り返しにより、毛羽立ちが目立ってくる（現在走行9万Km）